今回は主演ローワン・アトキンソン「ジョニー・イングリッシュ」のコメディ映画です。
以下ネタバレあり感想です。
<作品紹介>
公開日 2003年
監督 ピーター・ハウイット
ジャンル スパイコメディ映画
キャスト
ジョニー・イングリッシュ 役/ローワン・アトキンソン
ボフ 役/ベン・ミラー
パスカル・ソヴァージュ 役/ジョン・マルコヴィッチ
あらすじ
諜報機関MI7所属のジョニー・イングリッシュは、王冠を護衛任務にあたる。しかし、王冠は盗まれてしまう。盗んだ犯人を追いかけたり、黒幕を突き止めようとしたりするが人に迷惑や騒動ばかりかける。はたして王冠を取り戻せるのか。
<感想>
面白かった
今回のコメディ映画は、めっちゃ大笑いするわけではなく少し笑うくらいの映画で、笑う箇所がちょいちょいあって面白かったです。
潜水艦のハッチがあかなかった→あけるためのコード間違えた!
ここはイギリス1安全な場所です→速攻で爆撃される
なんじゃそら!とか、ちがうじゃん!とか軽くツッコミたくなるボケ感が良かったです。
自白剤を打ったと思ったらうっかり筋弛緩剤だったとかね。
けど退屈になった
上であげた笑いどころがあったのですが、その笑いが途中であきてしまった。
同じような笑いのテンポが1時間以上あると、退屈になった気がします。
それか、話が変わる、起承転結の転がきたと思ったら笑かしポイントがくるので、いつ話がさきに進むのだろう、というのがあったからと思います。
なぜ笑えるのか
そもそも、なんで笑っちゃったのかなって。
おそらく、見たもののズレが笑うおもしろがることにつながるのかなと。
人によって経験や記憶などがある。
普通そんなことしないだろう、思っていることを映像のなかでする。
経験や記憶などが見たものとのズレ、その差によって笑いどころが変わってくる、生まれるのではないかと思います。
たとえば、ドラマ「Mr.ビーン」のとあるシーン
車で買い物に行ったビーンが、荷物を買いすぎてのせきれないと。
そのとき取った行動が、自分が車の上にのってそこから運転する。
荷物を買いすぎたら郵送したりしそうですが、そのズレがおもしろいところではないかと。
だけど、ジョニー・イングリッシュの劇中のクライマックスの部分で、大主教に恥をかかせる、これは正直あまりおもしろくなかったです。
もしかしたら、宗教や大主教に馴染みがなかったからかなと思いました。
なのでズレにおいて、スパイはそんなことしないだろ!ってところがジョニー・イングリッシュのコメディの部分であったと感じました。
参考:
さいごに
なんやかんやで、彼の面白さは今でも自分のなかで続いているだなと感じました。
「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!」(2007)も結構良かったですし、2作目「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬」(2011)、3作目「ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲」(2018)はTUTAYAで借りて観たりするほどだったので、やっぱり面白いんだなと思い出しました。
以上
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