『OVA:ブラックジャック「カルテ2 葬列遊戯」』【感想】かっこいい黒い医者

 

医者も医者で闇深い。

OVAブラックジャック「カルテ2 葬列遊戯」の感想です。

 

 

 

<作品紹介>

制作年  1993年

原作   手塚治虫

監督   出崎統

ジャンル アニメ・医療

 

 

キャスト

藤波里枝(CV:林原めぐみ

井上弓子(CV:荒木香恵)

 

 

あらすじ

天才的な腕を持つ無免許医ブラックジャックに怪我を治してもらった学生の里枝。偶然にも再開し、里枝山登りの際、落下で植物状態になった友達の弓子を救ってほしいと頼む。了承したブラックジャックは弓子のいる病院へと向かう。そこでは、、、。

 

 

 

<感想>

 

カフェでの里枝とブラックジャックの会話

目の動きで心情を伝えている。

ブラックジャックが里枝の仲間ことを尋ねたとき

会話が一瞬途切れる。

何かあったのかとブラックジャックが目を開く。

里枝の目が薄めになり、良い出来事ではない、何か薄暗い印象を抱く。

 

動いているのは目だけなのに、焦点を当てることで語らずにわかるというのが良かったです。

 

 

カフェで里枝が仲間の話をする

ブラックジャックに里枝の仲間に何があったのかを話すところで

里枝を顔のアップからだんだんと絵を引いていく。

絵として口だけが動いているのではなく

映しを動かすことで退屈さがなくなる。

工夫の仕方なのか、見せ方があるのかと。

 

 

弓子の手術のとき

時間の過ぎ方を見せる。

夜空の星が動いていく、信号の黄色が点滅、時計の時間の表示

これもまた、絵によって時間がたくさん過ぎていること表現する。

 

時計が出てきたことで時間が経過してることはわかりましたが

信号が出てきたのは夜遅くまでやっていて、自分が見たことがあるものがあると

想像しやすいし表し方が面白かったです。

 

 

さいごに

やっぱり面白かったです。

冒頭の薄暗い感じの雰囲気がその後にまで漂っていて、堪能できて良かったり、演出がすごいのかなと思ったり、ブラックジャックovaシリーズはお気に入りです。

 

最後のシーンはブラックジャック(CV:大塚明夫)しかできませんね。(笑)

 

 

以上

 

 

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