『ブラック・アダム』(感想)主演ドウェイン・ジョンソン/相変わらずマッチョ

 

DC×ドウェイン・ジョンソン

何が待ってるんだろう、、、

以下ネタバレありの感想です。

 

 

 

<作品紹介>

公開年  2022年

監督   ジャウム・コレット=セラ

ジャンル スーパーヒーロ映画

 

 

キャスト

テス・アダム/ブラックアダム 役/ドウェイン・ジョンソン

アドリアナ・トマズ 役/サラ・シャヒ

ホークマン 役/オルディス・ホッジ

ドクター・フェイト 役/ピアース・ブロスナン

 

 

あらすじ

5000年前支配される生活から抜け出し、自由を求めて立ち上がったヒーロー、テス・アダムが現代に蘇る。しかし彼は皆のヒーローなのかそれとも破壊神なのか。

 

 

 

<感想>

DC映画はマーベル映画と比べてしまうけどやっぱりスーパーヒーロー映画は期待しちゃう。どんな活躍してしてくれるんだろうって。

 

でも観る前に期待は抑えておこうって思うわけです。

 

なんだろう、満足感が少ないというか物足らんというか、最初の頃のアイアンマンとかキャプテン・アメリカを見てきたものとしてはマーベル映画のヒーロー物を基準においてしまうのだと勝手に思ってます。

 

 

ダークヒーロー

今回はダークヒーローということで思い浮かぶのは人々に応援はされないけど人知れず悪と戦う。

ブラック・アダムはそうではなかったですね。

応援されてました、とても。

その中でも敵には容赦しない姿勢はダーク感出てました。

ダーク感は重要です。

 

 

主人公について

主人公はドウェイン・ジョンソンが演じています。

ヒーロー物の映画に出ているのは初めて見ましたが怖かったです。

マッチョである俳優として有名ですがマッチョよりも、謎の貫禄?オーラ?があってすごく重厚な雰囲気が出てました。

 

 

良かったところ

ヒーローとして戦うにはいつも理由がついてきます。困っている人を助けたいなど。

ブラック・アダムにも確かにありました。

傷つけられたくない、守りたい。

そこは良かったです。

純粋なところで動くという意味では。

 

シリアス感も見どころかなと思います。

圧政で家族を亡くす。

スーパーパワーを手にしたけど復讐にはしってしまう。

自由を求めたはずなのに。

たとえば敵に人質がいて助けたい。

ヒーローの背景があって、行動に理由が加わり思いが乗る。

キャラクターの深みが増し、重みのあるストーリーにつながる。

ダークナイト(2008)、マン・オブ・スティール(2013)などがいい例かなと。

 

 

微妙なところ

所々ポップなところ、小ボケポイントがあって、シャザム!(2019)みたいのをやろうとしたのか、微妙でした。

そこじゃない、もうちょっと後じゃないのとか受け悪かったです。

 

主人公のヒーロー以外が出てくるのが良く分からないです。

もっと主人公を深堀してほしい。

ブラック・アダムの映画じゃないのか、自分探しみたいのないのかと。

 

あとはブラック・アダムがすぐ出てきて、すぐ拘束しよう。

すごいパワーがあって危ない感じはするけど、様子伺うくらいはないのか。

やることが0か100なところがそんなとこ見たくないなぁと。

グレーはダメなんですかね。

 

 

さいごに

とてもヒーロー映画として面白いわけではなく、かといって活躍してたのでつまらないわけでもなく。

ブラック・アダム自体が良さを押し上げたのか、ストーリーや他キャラが邪魔しすぎではなったのか。

ともあれDC映画の特徴を通したと思います。

お酒のあてにはなりそうです。

 

 

以上