「桃太郎」を使って、ブログを書いてみる(練習)

 

以前書いた「ブログって書くの難しい!なので「桃太郎」で練習する。」の改訂版です。

内容が、わかりやすいことを意識して箇条書きで行っていたのですが、今回は文章で書くことを意識してやってみようという試みです。

 

それでは始めます。

 

(物語の話を中心にやっています。実在の土地名を使ったり参考にしたり、実際の話やモデルとは違い想像で話を進めています。以下はフィクションです。)

 

 

 

 

「桃太郎」とは何者か?

導入

物語は、川から流れてきたのが最初の出現。川に洗濯に来ていたおばあさんが桃を拾います。持ち帰って包丁で切ると、桃から赤ん坊が出てきます。

ここから「桃の中に入っている」「桃から出てきたくせに元気」ということがわかります。このわかったことと物語から「なぜ川から流れてきたのか」「なぜ桃に入っていたか」などの疑問が発生します。そうした疑問の中から「桃太郎」とは何者か?を追っていきたいと思います。

 

 

フェーズ1

 まず始めに(1)なぜ川から流れてきたのかと(2)なぜ桃の中に入っていたのかの2つの疑問から見ていきますが、先に疑問を解決するために仮定を立てます。。仮定として、「赤ん坊は人間とする」とします。人間とすることで神話的などの話ではなく人として生活していることに重きを置き合理的に出来るのではないかと考えます。

 

 仮定を立てたので(1)(2)の疑問を考えてみます。赤ん坊は人間とするを踏まえて、川から流れてきたと桃の中に入っていたは、どちらも赤ん坊が自分で行ったことではなく何者かにされたことになり、そこに行動の理由があることがわかります。

 

 次の疑問が発生します。(3)川へ流した理由、(4)桃の中に入れた理由、(5)桃の中に入れた何者かがいる、これらを見ていきます。

 

 

フェーズ2

 (3)(4)(5)についてひとつずつ見ていきます。

 (3)川へ流した理由より、何者かが赤ん坊を手放したあるいは育てられない何かがあったとする、出来事の疑問があります。(3)の疑問が(6)赤ん坊を手放した、育てられない何かとは、となります。

 

 (4)桃の中に入れた理由より、赤ん坊が入るサイズに入っていたことから、赤ん坊を隠す必要があったとする、行動の疑問があります。(4)の疑問が(7)赤ん坊を隠す理由、となります。

 

 (5)桃の中に入れた何者かがいるより、赤ん坊に関係する親・親族あるいは関係のない他の誰かがいる、人物の疑問があります。(5)の疑問が(8)親・親族あるいは他の誰かとは、となります。

 

 (6)赤ん坊を手放した、育てられない何かとは、(7)赤ん坊を隠す理由、(8)親・親族あるいは他の誰かとは、これらを見ていきます。

 

 

フェーズ3

 (6)(7)(8)についてひとつずつ見ていきます。

 (6)赤ん坊を手放した、育てられない何かとはより、この行為に及んだ人は経済的な理由もありますが、経済的に貧しい人は桃には入れないとします。補足で桃から出てきたとき元気だったことも含めます。そうすると育てられない状態に陥ったと考えます。(6)の疑問が(9)育てられない状態に陥ったとは、となります。

 

(7)赤ん坊を隠す理由より、赤ん坊を守るためと考えます。そうすると何から守るためかと疑問が発生します。守るということは敵がいることを想定します。ここで振り返って桃太郎における敵は誰なのか、となると鬼です。推測ですが、鬼が赤ん坊を人質に取って金銭を要求するかもしれない。こう考えると納得いきます。(7)の疑問が
(10)鬼とは何か、となります。

 

(8)親・親族あるいは他の誰かとはより、親・親族とします。仮定として、他の誰かがわざわざ桃の中に入れることはないとします。(8)の疑問は、親・親族となります。

 

 

フェーズ4

9)10)について見ていきます。

 

ここで一旦きびだんごから時代を想定してみます。

きびだんごの始まりは江戸時代末期の岡山県にて、とあったのでこれで話を進めてみます。

そして岡山県には離島、犬島において採石場跡があったと(他にも島があるが犬島と仮定する)。

採石場跡より、石を採るということは大きな道具を使うと想定します。

ここでいう大きな道具は、物語でいう鬼の金棒にあたるものを使い悪さをする人が名称として”鬼”と呼ばれているとすれば、鬼は人と意味づけられます。

また、犬島は本土から10分くらいの距離であり、あまり遠くはないと考えます。

 

よって9)10)は犬島にいた鬼と呼ばれる人が本土岡山県に悪さをしに行っていたことになり、赤ん坊と親・親族は犬島にいた鬼と呼ばれる人に、財宝など目当てに襲われた可能性があります。

 

 

フェーズ5

さいごにもうひとつ(11)赤ん坊はどのあたりにいたのかを見ていきます。そうすると赤ん坊と親・親族が大体どのあたりに暮らしていたのかが出てくると思います。

 

(a)(仮)鬼が襲った場所

(b)桃が川に流れていた

この2点から場所を見ていきます。

 

まず(仮)鬼が襲う場所といえば金品や食糧がある人里と想定します。

また川ということで岡山県南方に幸崎川があります。

補足1として幸崎川が北側、犬島が南側です。

つまり、犬島の(仮)鬼が本土にやって来て、幸崎川の南側に住んでいた人々が北側に追いやられて、その追いやられた人が赤ん坊の身を案じ川へ流さざるを得なかったと考えます。

(なんで桃だったかは、逃げる際に色んな物を持っていて桃に似た入れ物があったとする。)

補足2として江戸時代末期あたりには岡山藩があったらしいです。

(仮)鬼が目を付ける場所があったのかもしれません。

 

 

結論

以上から赤ん坊及び桃太郎は、岡山県にあった当時の備前国岡山県の南らへん)あたり出身。

身分として、桃に似た入れ物に赤ん坊を入れていたので(包丁で切らないと開かない→良さそうなやつ)とても貧しいわけではないと。

また藩主や大名などであったとは考えにくいです。

敵から攻撃があったとき籠城や人数差で圧倒しそうですので(川に行かなそうだし)。

それなりの暮らしの人となるだろう思うのと、(仮)鬼と戦う能力みたいなものを持っていたとすれば、残りの選択肢として農民の子か武士の子と言われれば、武士の子と結論付けます。

 

何も教わってないはずの桃太郎が鬼を倒せたのは、天賦の才かきびだんごドーピングかもしれない。

 

 

さいごに

前回とは変わりまして、「桃太郎とは何者?」の結論を武士の子とします。

鬼とバリバリ戦っていたので、そう思います。

正直になんで戦えるねんとツッコミそうになりますが、まだ何か考える余地ありそうです。

 

書いていて新たに、題名が「桃太郎」で桃に秘密があるのか、桃に由来するものがあるのかとか。

(仮)鬼が人里を襲うのはなぜかとか。

桃太郎及び赤ん坊を捨てる以外はなかったのかとか。

色々ありまして、また時間がある時に書いていければなと思います。

 

 

以上

 

 

<参考>

吉備団子 - Wikipedia

犬島 (岡山市・犬島地域) - 岡山県の離島 - 岡山県ホームページ(中山間・地域振興課)

備前国 岡山藩 - 全国史跡巡りと地形地図