『ドミノ』【感想】えっ!となった映画

 

映画の予告を観た状態では、どこかクリストファー・ノーラン監督の「インセプション」に似た雰囲気を感じました。

少し期待がありましたが、、、

 

以下ネタバレありの感想です。

 

 

 

あらすじ

刑事ダニー・ロークは娘を誘拐され心に傷を負う。銀行強盗の通報により現場へ向かうも犯人の男を逃す。娘の誘拐事件と関連がある人物だと信じ、男の後を追う。

 

 

 

感想

物語の大雑把な流れをまとめてみた

 

<序>
刑事ロークは娘を誘拐された過去を持つ。
銀行強盗が発生。
犯人が娘の誘拐犯っぽい。
手がかりのため事件を通報した人のもとへ行く。
 
<本>
通報者ダイアナから催眠能力について知る。
犯人は機関から逃れた危ないヤツで、人を支配する。
犯人と対峙し、能力バトルでロークが力を発揮。
そして調べていくと、ダイアナは妻であり機関のエージェント。
 
<結>
さらにロークは機関のエージェントであった。
今までの状況は、機関がロークの娘の居場所を探るための実験。
力を持った娘が悪用されることを防ぐため、ローク夫妻は記憶を消し、娘の居場所を隠した。
なんやかんやでロークは記憶を戻し、娘のもとへ。
娘の能力を使い機関を倒す。

 

 

 

面白い所とそうでない所

まずベン・アフレックの影のある刑事役がとても似合うなと思います。

 

映画「ザ・コンサルタント」(2016)でアクションスリラーがとても好評だからです。

 

冒頭から、銀行の貸し金庫にある手がかりや人を操る奇妙さなどの謎要素がワクワクさせてくれました。

 

当初観始めたとき、映画「ドミノ」がクリストファー・ノーラン監督の映画「インセプション」と雰囲気が似ていて、興味を引かれる世界観だと思ったのですが、、、

 

ただ物語をおっていくと、催眠能力バトルが展開されます。

 

能力バトルを期待したわけではないので、少し残念です。

 

また能力で戦うことから、能力を使ったときのデメリットがあると思いきや、特にないのも惜しいところでしたね(制限のある方が面白い気がします)。

 

 

 

どんでん返し

刑事ロークは娘を誘拐されたことから、怪しいそうな銀行強盗の犯人に目星をつけました。

 

犯人を追っていくと、実はローク自身が記憶を消し、機関がロークの記憶を呼び戻す作業が繰り返されていましたね。

 

この「実は、、、」のところは、本作の醍醐味ですかね。

 

いわゆる”どんでん返し”。

 

映画を観ている人たちに”あっ!”と言わせるような描写があります。

 

能力バトルとは違って、期待を超す良かったと思う部分でした。

 

 

 

さいごに

全体の面白さの評価は五割か六割くらいでしょうか。

 

終盤のシーンは意見が別れそうです。

 

結局のところ娘を戦いに参加させるのかとか、機関の親玉が生きていたとか、、、

 

どこかスッキリしない部分があります。

 

インセプション」に引っ張られていたのかもしれませんね。

 

 

以上