『大名倒産』【感想】クスっと笑える借金大名

最近は日本の映画も良いなと思う時期です。
以下ネタバレありの感想です。
作品紹介
あらすじ
鮭売りの子として暮らしている小四郎は、ある日藩主の子だと育ての父から告げられる。しかし、藩は膨大な借金を抱えており、存続の危機を迎えていた。小四郎は借金を返し民を守ることが出来るのか・・・。
キャスト
松平小四郎・・・(演)神木隆之介
越後丹生山藩の当主。借金100億を抱える。
さよ・・・(演)杉咲花
小四郎の幼馴染の町娘。
一狐斎・・・(演)佐藤浩市
先代藩主。小四郎の実父。
感想
「大名倒産」人情について(小四郎の武士魂)
映画「大名倒産」は、鮭売り子である小四郎がいきなり大名となりました。
そこでは多額の借金を抱える藩を先代から半ば強制的に譲り受けます。
また幕府に借金が知られれば、藩の取り壊しが決まるというピンチを迎えていました。
その中で、小四郎やさよをはじめとする登場人物たちは「心の在り方」や「人を褒める」、「良心」があり、印象に残りました。
「心の在り方」の武士たちにカッコ良さを見出す・・・というよりは小四郎の「心の在り方」が周りの人たち影響を与え、映画のテーマになっていたことに感心を覚えます。
序盤にあった描写に、小四郎の母は武士の心について語ります。
死んでもなお主君に尽くすのではなく、一生懸命に生きて人のために頑張るみたいなことを言ってましてたね。
まさにこの描写が大きく関わる映画でした。
「人を褒める」は小四郎が父親のことを褒めていたのが記憶に残り、はたして自分自身は人のことを褒めているのだろうかと思いました。
覚えていたら褒めてみよう。
「良心」は「心の在り方」と通ずるテーマらしきものがありました。
いわゆる良心の呵責が多い印象です。
主君への裏切りや親子関係の話など、悩みや悲しむ姿は人の心を描いていました。
そんなこんなで、映画「大名倒産」は人情を表した笑いあり、涙ありの借金返済大名の物語でした。
観て良かったです。
ちなみに丹生山藩の天野兄弟の何男かは忘れましたが個性的で気に入りました。
以上