「不倫」という病(本/感想)テレビでは見る

どうも。

テレビを見て、また不倫のニュースかと思うことがあります。

なぜ毎回、話題に上がるのか、バッシングするのかを本で探してみました。

 

本の写真

 

 

<作品紹介>

2021年

著者:片田珠美

ジャンル:倫理、道徳

 

 

内容

不倫の理由、不倫を繰り返す心理、不倫があった時の反応、トラウマなど

 

 

<感想>

ニュースとして面白い理由のほかに、不倫をした人を攻撃することで自分はしないという正当化や羨望が含まれているらしいです。

羨望は不倫ではなく人にモテたことがうらやましく見えるとのこと。(容姿、経済力とか)

P106「羨望は自分の心の奥にあるのを認めると、羨望の対象より劣っているのと認めることになる。それは自己愛が許さない。」

不倫以外でも、自分を他人と比べてしまい、そのとき心の中で打ち消したことがあると思うと、身に覚えがあります。

不倫をした人を非難するのが人の心理なのだそうです。

 

 

不倫に対する人の心理がありましたが、心理について興味深いです。不倫以外でも当てはまるのではないかと思うところがあります。

 

「快感原則」「現実原則」について

快感原則はたとえば、勉強をするときに、めんどくさいなゲームしてからでもいいか。(快を得られることを優先する。)

現実原則は自分のスキルアップのために頑張る、ゲームは後で。(やりたこと我慢する。)

振り返ってみると日頃の自分はまさにこれだと感じます。

心理学者ジークムント・フロイトが呼んだらしいですが、読んだときこれこれってなりました。

この原則が転じて不倫の話につながるわけです。

 

また不倫をされて裏切られたと目にすることがあります。なにが裏切られたと考えると、結婚したとき、お付き合いをしたときに他の人と特別な関係にならないことを約束すると決めたはずなのに不倫をされると裏切られたと感じると。それは怒りますし、悲しみます。

 

 

さいごに、不倫がテーマなので読んでいて気持ちが重くなりましたし、読み物としてのおもしろさはあまり多くないです。

ただ勉強の意味で不倫するとこんなことがある、人の心理、痛い目みるだとかを再認識することは出来ます。

自分には関係ないことと思い過ぎないことを頭の片隅に置ければなと思います。

 

 

以上